親が認知症と診断されたとき、まずやるべきこと
親が認知症と診断されたとき、まず何をすればよいのでしょうか。
私は母がアルツハイマー型認知症と診断されたあと、すぐに以下の2つを実行しました。
- 要介護認定の申請
- 地域包括支援センターへの相談
特に要介護認定の申請は、なるべく早めに行うことが重要です。
要介護認定の申請は早めに!理由は「時間がかかる」から
要介護認定は、申請してから認定が下りるまでに1ヶ月以上かかる
介護サービスを受けるには要介護認定が必要なため、認定が下りない間は介護サービスを利用できません。
「困った!すぐにサービスを使いたい!」と思っても、申請が遅いと何もできない」
という状態になってしまいます。
要支援と要介護で使えるサービスが違う
要介護認定には「要支援」と「要介護」の2種類があります。
- 要支援(1・2) → 軽度の支援が必要。使えるサービスが限られる。
- 要介護(1~5) → 介護が必要な状態。使えるサービスが広がる。
そのため、私は母が「要介護1以上」になるようにアピールしました。
要介護認定を取るためにやったこと
申請の際、役所の担当者との面談があります。そこでしっかり説明できるように、私はA4用紙1枚に母の状態や困っていることをまとめました。
- 認知症が発覚した経緯
- 日常生活で困っていること(忘れ物が多い、道に迷う、金銭管理ができない など)
- 1人暮らしが危険だと思ったエピソード
この資料の効果があったのかはわかりませんが、母は「要介護1」の認定を受けることができました。
地域包括支援センターにも相談しよう
地域包括支援センターとは?
介護に関する相談を無料でできる窓口です。
要介護認定の申請を行う際、役所で最寄りの地域包括支援センターを教えてもらえると思います。
まずはそこに連絡してみると良いと思います。
ケアマネジャーや介護サービスの情報を教えてもらえるので、困ったらすぐに相談を!
まとめ|認知症と診断されたら、まずはこの2つを!
認知症の診断を受けたときは、不安やショックで頭が真っ白になるかもしれません。
しかし、すぐに動けば、受けられる支援が増えて介護が楽になります。
「何から手をつければよいかわからない…」という方は、まずは「要介護認定の申請」と「地域包括支援センターへの相談」から始めてみてください。
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