特養(特別養護老人ホーム)は要介護3以上でないと入れないと思われがちですが、実は要介護1や2でも入所できる場合があります。私の母も要介護2のときに特養へ申し込み、無事に入所できました。今回は、申し込みの流れや面談時のポイント、入所までに準備したことを紹介します。
1. まずは特養に問い合わせ! 要介護1・2でも入れるか確認
特養によっては、要介護1・2でも申し込みが可能な施設があります。まずは希望する施設に問い合わせるのが大事です。
私の場合、希望する特養のホームページに問い合わせフォームがあったので、そこから連絡を取りました。問い合わせ時には、以下の内容を簡単に記載しました。
問い合わせ時の内容
- 要介護度(要介護1・2でも申し込み可能か?)
- 現在の生活状況(在宅介護の負担が大きい、デイサービス利用中など)
- 入所を希望する理由(一人暮らしが困難、家族の介護負担など)
問い合わせの結果、「要介護1・2でも申し込み可能」 との回答があり、申し込み手続きを進めることになりました。
2. 申し込みから入所までの流れ
施設から送られてきた案内によると、特養の申し込みは以下のような流れで進みました。
申し込みの流れ
- 申し込み受付センターへ入所申し込み
特養の申し込みは、自治体の「特養申し込み受付センター」を通じて行います。 - 申し込み情報が各施設へ提供される
受付センターで申し込みを受理すると、申し込み内容が希望する特養に共有されます。 - 施設との面談
申し込み後、施設の担当者と面談を行いました。 - 施設側の入所判定会議
面談の内容をもとに、施設側で「入所判定会議」が開かれ、入所の可否が決まります。 - 入所決定・日程調整
入所が決まると、具体的な入所日を相談し、引っ越しの準備を進めます。
特養の入所判定では、介護の必要度が高い人が優先されるため、必ずしもすぐに入れるとは限りません!
3. 面談時のポイント! A4用紙で状況を整理
面談では、母の状態をできるだけ分かりやすく伝えるため、A4用紙に状況を整理して持参しました。これは、以前の要介護認定のときと同じ方法です。
- 認知症が発覚した経緯
- 現在の介護状況(グループホームから老健へ入所 など)
- 日常生活で困っていること(忘れ物が多い、道に迷う、金銭管理ができない など)
- 特養を希望する理由(自宅での生活が難しい、家族の負担が大きい など)
面談では「要介護度の高さ」や「自宅での生活が困難であること」を具体的に伝えると、入所の優先度が上がる可能性があります!
この資料のおかげで、スムーズに話を進めることができました。
4. 入所までの準備と引っ越し
面談の結果、ちょうど空きが出ていたこともあり、翌月には入所できることになりました!
入所前に準備したこと
- 入所時に必要な持ち物の確認(衣類、日用品 など)
- 施設との契約手続き
- 引っ越し準備(荷物をまとめ、必要なものだけ持参)
入所当日 施設のスタッフが親切に対応してくれました。
(母は入所が嫌だと駄々をこねてご迷惑をかけてしまいました。。。)
まとめ
- 要介護1・2でも特養に入れる場合があるので、まずは希望する施設に問い合わせるのが大事!
- 申し込みは「受付センター」を通じて行う
- 面談時にA4用紙で状況を整理するとスムーズ
- 施設の空き状況次第で早めに入所できることもある
「要介護1・2だから無理」と諦めず、まずは情報収集を!問い合わせてみると意外に道が開けることもあります!
特養の申し込みを考えている方の参考になれば嬉しいです!
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