在宅ワークは介護と両立しやすいと思われがちですが、突発的な出来事が起こると、仕事を中断せざるを得ない場面もあります。
私自身、在宅ワーク中に母が駅で保護され、急いで対応しなければならなかったことがありました。
今回はそのときの経験を振り返りながら、在宅ワークと介護の両立の難しさについて考えてみたいと思います。
リモート会議中、突然の電話…知らない番号からの着信
ある日、母が散歩に出かけました。
私はそのときリモート会議の最中で、普通に仕事をしていました。
ところが、会議の途中で突然、知らない番号からの着信が。
番号が同じ市外局番だったので、嫌な予感がして、電話を取ることにしました。
すると、電話の相手は最寄り駅の駅員さんでした。
「お母さんを駅で保護しています」
事情はわかりませんが、母は電車に乗るつもりだったのかもしれません。
しかし、切符の買い方がわからなかったのか、改札の前で困っているところを駅員さんが見つけてくれたようでした。
急いで仕事を中断し、迎えに行く
すぐに会議の相手に事情を説明し、謝罪して抜けさせてもらいました。
「申し訳ありません。緊急の対応が必要になったため、一度抜けさせていただきます」
大急ぎで最寄り駅へ向かうと、母は駅員さんに付き添われて無事に保護されていました。
幸い、ケガや体調不良はなく、大きなトラブルにはなりませんでした。
在宅ワークでも、突然の介護対応が必要になる
在宅ワークには、「すぐに迎えに行ける」 というメリットがあります。
もし職場にいたら、すぐに駆けつけることはできなかったでしょう。
しかし、その一方で…
- 「常に対応しなければならない」というプレッシャー もあります。
- 「仕事が予定通りに進まないことがある」というリスク も大きいです。
今回のような急な対応は、在宅ワークであっても避けられません。
むしろ、「いつでも対応できる」と思われるぶん、仕事とのバランスが難しくなることもあります。
まとめ|在宅ワークと介護の両立のためにできること
在宅ワークをしながら介護をしていると、突発的な出来事が起こる前提で動くことが大切だと実感しました。
- 突発的なことが起こる前提でスケジュールを組む
- 仕事の相手には事情を伝えておくとスムーズ(可能なら事前に)
- 外出時に連絡先を書いたものを持たせるのは重要!
今回、母が持ち歩いていた手さげ袋の中に私の電話番号を書いたメモを入れてました。
それを駅員さんが見つけて連絡してくれたおかげで、早く対応できたのです。
もし外出時に本人が自分の情報を説明できなかった場合、連絡先のメモがあるだけで大きく違います!
在宅ワークと介護を両立するためには、事前に準備できることは準備しておくことが大切だと改めて感じました。
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