
在宅ワークなら、仕事と介護を両立できるの?

在宅ワークでも、認知症の進行とともに限界が来ました。
認知症の親を介護しながら働く──これがどれほど大変なことか、実際に経験して痛感しました。
私は在宅ワークだったおかげで、デイサービスを活用しながら仕事を続けることができました。
しかし、最終的には 「それでも無理」 という現実にぶつかりました。
デイサービスと在宅ワークの両立
母はデイサービスに通っていました。
送迎は施設の方が対応してくれるものの、送り出しの準備や、帰宅時の対応は自分でやる必要があります。
- デイサービスの時間:8時〜16時
- 送り迎えの対応が必要
- 休日はデイサービスなし
在宅ワークであれば、日中に何かあっても対応しやすい環境でした。
もし職場勤務だったら、急な呼び出しで何度も仕事を抜けるのは難しかった と思います。
それでも在宅ワークだけでは無理だった理由
デイサービスを利用していても、母の状態はどんどん不安定になっていきました。
- 認知症が進行し、「家にいたくない」「どこかに行きたい」と突然言い出すことが増えた
- 何度も同じ話を繰り返し、対応するだけで心身が疲弊していった
- 仕事中も気を張り続ける日々が続いた
次第に、仕事と介護の両立が限界に近づいていきました。
在宅ワークだったからこそ続けられた部分もありましたが、最終的には「もう無理」と判断し、グループホームを選択することにしました。
在宅ワークができない人はどうすればいい?
ここまで読んで、「在宅ワークだからできたんでしょ?」 と思う方もいるかもしれません。
確かに、職場勤務の場合、在宅ワークほどの柔軟さはありません。
では、在宅ワークができない場合はどうすればいいのでしょうか?
- 家族やケアマネージャーと連携し、介護サービスを最大限活用する
- 「介護保険のサービスだけでは足りない…」 そんなときは、介護保険外のサービス をうまく利用することも大切です。
- 24時間365日対応の介護サービス「イチロウ」なら、通院付き添い・夜間見守り・長時間介護など、あらゆるニーズに対応可能です。
- 「仕事があるから日中の介護は無理」「急な予定で介護ができない」 というときにも活用できます。
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- 職場に相談し、時短勤務やフレックス制度を利用する(意外と理解を示してくれる企業もあります)
- 介護休業や介護休暇制度を活用する
- 場合によっては、早めに施設入居を検討する(自宅介護にこだわらない選択も重要です)
介護と仕事の両立は、「一人で抱え込まないこと」 が何よりも大切だと思います。
仕事と介護を両立しようと無理をすると、身体的にも精神的にも限界が来る 可能性があります。
まとめ|在宅ワークでも、長期的には厳しい現実
私は在宅ワークだったおかげで、一時的には介護と仕事を両立できました。
しかし、それでも最終的にはグループホームを選ばざるを得ませんでした。
在宅ワークでも無理なときは無理になります。
重要なのは、「どうすれば少しでも続けられるか?」を柔軟に考えることです。
介護と仕事の両立は、人それぞれの状況によって異なります。
だからこそ、「自分に合った方法を選ぶこと」が大切だと感じました。
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