「1000万円を貯めると達成感がある」とよく言われます。
けれど、私の場合はほとんど覚えていないほど感情の動きがありませんでした。
しかし、資産3000万円を超えたときは違いました。
「これなら最悪、仕事を辞めてもなんとかなるかもしれない」
そんな気持ちが芽生え、FIRE(経済的自立&早期リタイア)がぐっと現実的に感じられるようになったのです。
この記事では、資産が増えて変わったことと変わらなかったことを具体的に紹介します。
1000万円では実感なし、3000万円で見えてきた余裕
20代からのコツコツ資産形成
私は20代から毎月コツコツと投資・貯金を続けてきました。
1000万円を貯めたときは、「これでは数年で尽きる」と感じ、あくまで生活防衛資金の延長にしか思えませんでした。
アッパーマス層に到達したインパクト
3000万円を超えたとき、私は野村総合研究所(野村総研)が定義する「資産ピラミッド」でいう「アッパーマス層」に入りました。
アッパーマス層とは、純金融資産が3,000万円以上5,000万円未満の世帯を指します。日本では全世帯の約13%を占め、上位資産層への入り口ともいえる存在です。
この層に到達したことで、「サイドFIREなら可能かもしれない」と思えるようになりました。
金融資産3,000万円があれば、4%ルールに従い年間120万円(月10万円)を取り崩せます。軽めの労働と組み合わせれば、フルタイム労働から解放される未来が現実味を帯びてきます。
資産が増えても変わらなかったお金の使い方
生活費はほぼ一定
資産が増えても、生活費は20代からほぼ変わらず16.5万円前後。
急な贅沢や生活水準の引き上げはありません。
買い物の基準も変わらない
「必要なものを買う」という基準はそのまま。
高額でも必要なものは買う一方で、不要なものには手を出しません。
資産が増えて変わったこと
FIREが現実的になった
以前は「FIRE=特別な人の話」でしたが、この額になってからは自分事として考えられるようになりました。
働き方に余裕が生まれた
「最悪辞めても生きていける」という安心感が、仕事のストレスを軽減。
精神的な逃げ道があることで、仕事との向き合い方が変わりました。
新しい挑戦ができるようになった
現在運営しているブログも、資産の後ろ盾があったからこそ始められたもの。
収益化を目指しつつ、自分の経験を発信できるのは大きなやりがいです。
まとめ|資産3000万円は生活よりも“心”を変える
資産が増えても生活スタイルは大きく変わりません。
しかし、「働かなくても生きていけるかもしれない」という精神的な余裕は、何よりも大きな変化でした。
変わらなかったこと
- 生活費はほぼ一定(16.5万円前後)
- 買い物基準は「必要なものを買う」
変わったこと
- FIREが現実的になった
- 仕事のストレスが減った
- 新しい挑戦をする余裕ができた
これからも資産形成を続け、さらに自由な選択肢を増やしていきます。
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