【支出は変わらないのに入金力アップ】20代と40代の生活費・収支を比較して気づいたこと
投資を続ける上で大切なのが「入金力」です。入金力とは、どれだけ投資に回せるお金を確保できるかを表す指標。長期で資産を増やしていくためには、支出を管理しつつ、いかに入金力を高められるかが重要です。
今回は、20代と40代の生活費・収支を比較して、「支出はそれほど変わっていないのに、入金力は大きく向上した」という実体験をもとに、その理由とポイントを整理します。
20代の生活費と収入|投資ではなく貯金へ
■ 20代の手取り年収は約300万円
20代の頃の手取り収入は年収約300万円(=月25万円ほど)。生活費は以下のような内訳でした。
項目 | 月額(円) |
---|---|
家賃 | 70,000 |
食費 | 25,000 |
水道・光熱費 | 10,000 |
交通費 | 10,000 |
娯楽費 | 10,000 |
交際費 | 10,000 |
通信費 | 10,000 |
日用品・その他 | 5,000 |
奨学金返済 | 15,000 |
合計 | 165,000円 |
当時は奨学金の返済もあり、支出は毎月16.5万円。残りの約8万円から、貯金へコツコツ回す日々でした。
40代の生活費と収入|支出はほぼ据え置き、入金力が大きくアップ
■ 40代の手取り年収は約450万円に
現在の手取りは年収450万円(月37.5万円)。収入は1.5倍になりましたが、生活費は以下の通り。
項目 | 月額(円) |
---|---|
家賃 | 75,000 |
食費 | 30,000 |
水道・光熱費 | 15,000 |
交通費 | 5,000 |
娯楽費 | 15,000 |
交際費 | 10,000 |
通信費 | 10,000 |
日用品・その他 | 5,000 |
合計 | 165,000円 |
■ 支出のポイント変化
- 奨学金返済が終了(支出減)
- 家賃・光熱費がやや上昇(物価影響)
- 娯楽費がやや増加(心の余裕)
全体で見れば、支出額は20代とほぼ変わらず16.5万円に抑えられています。
収入が増えた分、生活水準ではなく「投資」に使った
収入が増えても、「生活水準を上げる」選択はしませんでした。その分をすべて投資に回しています。
- 20代:貯金を優先し、投資はほぼなし
- 30代:少しずつ投資に移行
- 40代:投資は「無理なく積み立てできる」ものに
この変化によって、新NISAの満額投資にも余裕を持って取り組めるようになりました。
まとめ|支出をキープし、入金力を投資に活かす
✔ 20代と40代で支出はほとんど変わらず月16.5万円前後
✔ 収入は年300万円→450万円と増加し、入金力が大幅に向上
✔ 増えた収入を生活費ではなく、投資に回す
FIREを目指すなら「生活水準を変えない」がカギ
FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指すうえで、収入が増えても支出を増やさずに投資に回す習慣が何より重要です。
生活レベルを安易に上げてしまうと、支出が膨らみ、入金力が落ちてしまいます。
- 🔑 生活費を抑える習慣を維持
- 🔑 収入増=投資余力の増加
- 🔑 入金力を活かし、資産形成を加速
「入金力」を味方につけて、無理なく・長く・安定的な資産形成を目指しましょう。
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