20代でコツコツと貯金を続け、30代でインデックス投資を始めた。
20代でコツコツと貯金を続け、30代でインデックス投資を始めました。
そのきっかけは、たまたま読んだ投資本です。
結果的に、この選択が資産形成を加速させ、FIREを視野に入れることにもつながりました。
今回は、私が投資を始めた経緯と、どのような投資をしてきたのかについてお話しします。
1. 30代で投資を始めた理由
20代の頃は、「とにかく貯金をしよう」という意識が強かったです。
老後の母の面倒を見ることを考えていたこともあり、毎年100万円を貯めることを目標にしていました。
しかし、30代に入り、資産が1,000万円を超えた頃にふと思いました。
「このお金、銀行に預けているだけでいいのだろうか?」
そんな時に読んだのが、山崎元さんの著書 『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』 や 『ほったらかし投資術』 でした。
そこには、次のようなシンプルな投資方法が書かれていました。
- 個別株ではなく、インデックスファンドを買うこと
- コストの安い投資信託を選ぶこと
- 余計な売買をせず、ひたすら積み立てること
「これなら、自分にもできるかもしれない」と思い、投資を始めることを決めました。
2. 旧NISAをフル活用|5年間で満額投資
ちょうどその本で、NISA(少額投資非課税制度)の存在を知りました。
年間120万円までの運用益が非課税になる仕組みです。
「せっかく投資をするなら、税制優遇がある制度を使わない手はない」と思い、
「5年間で120万円 × 5年」=600万円をNISA枠で埋める ことを決意しました。
投資対象として選んだのは、本にも書かれていた 「国内のインデックスファンド」 と 「海外のインデックスファンド」 です。
この2つのインデックスファンドを半々で購入するというシンプルな方法を、ただひたすら続けました。
3. 不動産投資にも興味を持ったが、リスクが大きいと判断
投資に興味を持ち始めると、さまざまな投資方法が気になってきます。
その中で、不動産投資の本も何冊か読んでみました。「安定した家賃収入を得る」という考え方には魅力を感じましたが、
「ローンを組んで投資するのは、自分にはリスクが大きすぎる」と判断しました。
- 物件の管理や修繕の手間
- 空室リスク
- 借金を抱えることへの不安
こうした理由から、「自分には合わないな」と思い、不動産投資には手を出しませんでした。
結果的に、インデックス投資に集中することで、シンプルに資産形成を続けることができました。
4. その後、新NISAも活用し、さらに資産形成が加速
旧NISAの5年間が終わる頃には、投資資産も順調に増えていました。
そして、新NISAの制度が登場し、さらに長期で非課税投資ができるようになりました。
「もう一度NISA枠を埋めるつもりで、コツコツと積み立てていこう」
こうして、無理なく続ける投資習慣ができあがりました。
まとめ|投資を続けるコツは「自分に合う方法を見つけること」
私が投資を始めたのは、「お金を増やしたい!」というよりも、
「このまま貯金だけでいいのだろうか?」という疑問がきっかけでした。そして、試行錯誤しながら 「自分に合う投資法」 を選び、シンプルに続けることで資産形成を進めてきました。
- 貯金だけでは増えないと気づき、投資を決意
- NISAを活用し、インデックス投資を継続
- 自分に合わない投資(不動産)はやらなかった
結果的に、これが 「会社に依存しない生き方を考えるきっかけ」 にもなりました。「投資に興味はあるけれど、何から始めたらいいかわからない」
そんな方には、まず NISAを活用し、シンプルなインデックス投資から始めてみる ことをおすすめします。
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