3月16日の記事で「評価額が500万円減った」と書いたばかりですが、その後も下落は続きました。
2025年4月9日現在、評価額は1月25日のピークから約910万円の下落となっています。
いよいよ1,000万円減少も現実味を帯びてきました。
数字だけ見れば衝撃的です。ですが、正直なところ、今の心境は「また下がったなぁ」くらい。
不思議と焦りや動揺はありません。
今回は、その理由を少し掘り下げてみたいと思います。
上がりすぎていたぶん、ある程度の下落は想定内
2023年から2024年にかけては、米国株を中心にかなり順調な上昇が続いていました。
オルカンやS&P500も最高値を更新し、特に2024年は「これ大丈夫?」と思うほどの株高でした。
その反動なのか、2025年に入ってからは調整の動きが続いています。
今回のトランプ発言をきっかけとした急落も、「いつか来るとは思っていたものが、ついに来たな」という印象です。
不安にならない理由|「売らない」と決めているから
ここまで下がっても心が穏やかなのは、「売らない」と決めているからだと思います。
株価が上がっても、下がっても、ただ保有を続ける。これが私の投資方針です。
確かに、含み益がまだ残っているという意味では精神的な余裕もあります。
ただそれ以上に、「いつかまた戻る」と信じられるだけの経験が、10年の投資の中で少しずつ積み重なってきました。
今回の下落も、これまでの投資の一部に過ぎません。
これからもっと下がるかもしれない。でも、それは誰にもわからない
今後さらに下落が続く可能性ももちろんあります。
でも、それを正確に予想できる人はいません。
だったら、焦って行動するよりも、自分が信じるスタンスを保つほうが精神的にもラクです。
私は、今後も世界経済が長い目で見れば成長すると信じています。
だからこそ、短期的な変動には振り回されず、淡々と保有を続けていこうと思っています。
今後の下落を予想することは困難です。短期的な動きに振り回されず、長期視点を忘れずにいたいです。
最近始めた方、これから始める方へ|不安を感じるのは当たり前です
今回のような下落に不安を感じる方も多いと思います。
特に、ここ数年で投資を始めたばかりの方にとっては、「えっ、こんなに減るの?」という驚きもあるでしょう。
私も昔はそうでした。
たとえ数万円のマイナスでも、数字を見るだけで不安になったことを覚えています。
でも、経験を重ねるうちに、「こんな時に自分がどう感じるか」「どう行動するか」がだんだんと見えてきます。
だから焦らなくて大丈夫です。自分のペースで、投資との付き合い方を見つけていけばいいと思います。
今回の下落で見えた“自分の耐性”
投資を始めたころの自分と比べると、だいぶ下落に対して動じない自分に気づけました。
これは、決して特別なことではなく、時間と経験が積み重なった結果だと思っています。
この約900万円の下落も、きっと数年後に振り返れば「通過点のひとつ」になるはずです。
だからこそ、今は慌てず、自分の信じたやり方を続けていこうと思います。
最後に
投資は、心のアップダウンとも向き合う長期戦です。
今回は数字的に見てもインパクトのある下落でしたが、それでも自分の気持ちは意外なほど安定していました。
この記事が、どこかで「自分もこんなふうに投資と付き合っていけるかもしれない」と思っていただけるきっかけになれば嬉しいです。
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